パートタイマーと正社員の違いは？給料はどうなる？

パートの仕事は正社員の仕事と比較すると給料は低いことが多く、また安定して働くことができないケースが多くあります。

長引く不景気の中で、正規の雇用は少なくなり、非正規の社員やパートの社員を採用する会社は増えてきています。

給料が低いとか、賞与支給の対象外とか、短期の契約とか、何かと待遇が悪くなりがちなのがパート社員の仕事です。

パートタイマーでも労働基準法の適用範囲内になっていますので、パートだから労働者扱いはしないという考え方は、法律的にも間違っています。

パートと正社員が同じ仕事をこなしていても、正社員のほう給与が高いこともあります。

正社員とパートタイマーの差が、法律で決まっておらずとも、多くの人の認識では、パートは責任の軽い、簡単な仕事をするものです。

会社によっては、正社員並みに仕事をしており、パート社員であっても転勤も移動もある働き方をしている人もいます。

仕事に貴賤はないといいますが、同じ仕事をする者、その働き方のスタイルによって、その扱いに違いが出てきてしまう状況が無いとは言い切れません。

パートで仕事をする時には、正社員との違いや労働関係の法律についても、最低限理解しておく必要があります。

2013年4月に法律が見直されたことで、パートでも５年以上働いている人に対しては、本人がそれを望めば企業は無期雇用化することになりました。

とはいえ、この法律に対しては、企業としては５年で一度雇用をやめて、期間をあけて再雇用すればいいだけの話ですし、それ以外のやり方もあります。

パートは短時間労働ですが、一定の有給休暇の取得申請ができます。社内でも把握していない人もいますが、パートで行使できる行為はどこまでなのかは、自分で知っておくことが大事です。